あまり考えたくはないことですが、ご家族が亡くなった場合、遺族は何をしなければならないでしょうか。
大切な人を亡くし悲しみのなかにあっても、行わなければならない事は結構多いのです。
お通夜の準備と対応、親戚や知人などへの連絡、告別式の手配、役所へ死亡届の提出、その後の法要など・・・。
亡くなると、ご本人の預金口座は凍結され、引出し等は一切できなくなってしまいます。
そうなると葬儀費用のみならず、当面の生活費にも困るような場合も出てきますので、当面の資金確保はとても重要です。
そのほか、健康保険や年金の停止手続き、亡くなった方が会社の役員であれば変更登記の必要もでてきます。
また口座の凍結に伴い、水道光熱費、住宅ローンや家賃、携帯代、クレジットカードの支払い等を自動引落としにしていた場合は、全て個別に対応しなければなりません。
たとえ家族であってもご本人にしか分からないお取引などもあるので、問い合わせをして手続きをしなければ、料金が発生してしまう場合もあります。
家族で協力して、できるものから早めに終わらせたいですね。